AutoCADに関連する資格まとめ|オートデスク認定資格とCAD利用技術者試験はどちらを取るべきか

AutoCAD

AutoCADのスキルを客観的に証明したいと考えたとき、「どの資格を取ればいいのか」で迷う方は少なくありません。

AutoCADに関連する資格には、ソフトを開発するオートデスク自身が実施する認定資格と、業界団体が実施するCAD利用技術者試験があります。

この記事では、それぞれの資格の特徴・費用感・難易度を比較し、目的別にどちらを選ぶべきかを解説します。

AutoCADに関連する資格にはどんな種類がある?

代表的なものは大きく2つに分けられます。

1つ目は、オートデスク社が実施する「オートデスク認定資格プログラム」です。

2つ目は、コンピュータ教育振興協会が実施する「CAD利用技術者試験」です。

前者はAutoCADというソフトそのものの操作スキルを問う資格で、後者はCAD全般の知識と製図技術を問う資格という違いがあります。

オートデスク認定資格プログラムとは

オートデスク認定資格プログラムは、全世界のオートデスク製品ユーザー20万人以上が取得している共通の認定制度です。

AutoCADを中心に、Revit ArchitectureやFusionなど、オートデスク製品の実務スキルを試験・認証します。

代表的な「AutoCADユーザー試験」では、選択式と実技形式を組み合わせた問題が合計30問出題されます。

試験時間は最大50分で、正答率70%以上が合格基準です。

設計者としてのキャリアをスタートするために十分な基礎知識と操作技術があることを証明する内容になっています。

CAD利用技術者試験との違い

CAD利用技術者試験は、AutoCADに限らずCAD全般の知識や製図技術を問う試験です。

2次元CAD利用技術者試験には2級と1級があり、2級の合格率は約53%、1級は約41%とされています。

1級になると製図に関するより実践的な知識が求められ、難易度が上がります。

ソフトの操作スキルというより、CADを使った設計・製図業務全体への理解を問われる点が、オートデスク認定資格との大きな違いです。

資格別の特徴比較

資格名 実施団体 問う内容 合格基準の目安
AutoCADユーザー試験(オートデスク認定) オートデスク AutoCADの操作スキル 正答率70%以上
2次元CAD利用技術者試験2級 コンピュータ教育振興協会 CAD全般の知識・製図 合格率約53%
2次元CAD利用技術者試験1級 コンピュータ教育振興協会 CAD全般の知識・製図(応用) 合格率約41%

どちらを取るべき?目的別の選び方

就職・転職活動でAutoCADの実務スキルをアピールしたい場合は、オートデスク認定資格が直接的な証明になります。

製図や設計業務全般の基礎力を体系的に身につけたい場合は、CAD利用技術者試験から挑戦するのがおすすめです。

すでにAutoCADの基本操作に慣れている方は、まずオートデスク認定資格で実務スキルを証明し、その後CAD利用技術者試験で製図知識を補うという順番も選択肢になります。

どちらも独学での合格を目指せる資格のため、公式テキストや模擬問題集を使って計画的に学習を進めましょう。

よくある質問

Q. 未経験からでもオートデスク認定資格は取得できますか?

AutoCADユーザー試験は基礎知識と操作技術を問う内容のため、実務未経験でも独学での取得を目指せます。

Q. CAD利用技術者試験はAutoCAD以外のCADでも通用しますか?

CAD利用技術者試験は特定のソフトに限定されない試験のため、他のCADソフトを扱う職場でも評価されやすい資格です。

Q. 両方の資格を同時に勉強しても大丈夫ですか?

出題範囲が異なるため並行学習も可能ですが、初めての方はまずどちらか一方に絞って学習するほうが効率的です。

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この記事を書いた人
CADラー

建設会社に勤務しながら、日々の業務でAutoCADを活用しているCAD勉強中のサイト運営者です。現場での施工図作成や設計補助を通じて、AutoCADの操作を実践的に習得中。「難しそう」と感じている方にも伝わるよう、初心者目線でわかりやすくCADの使い方・資格・キャリアについて情報発信しています。建設業界の実務経験をもとに、現場で本当に役立つ知識をお届けします。

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