QCADは、必要最小限の機能に絞ったシンプルで軽量な無料の2D CADソフトです。
動作が軽く、古いPCでも快適に使えるため、まず無料でCADを試してみたい方に向いています。
この記事では、ダウンロード・インストール手順から基本操作までを解説します。
📐 AutoCADを学ぶなら
動画で学べるオンライン学習サービス「e-Groove」では、AutoCADの基礎から実務レベルまでカバーしています。無料体験あり。
QCADとは?特徴と対応OS
| 価格 | 無料(Community Edition)/有料版あり(Professional) |
| 対応OS | Windows / Mac / Linux |
| 対応形式 | DXF(ネイティブ)、DWG(変換が必要) |
| 得意な用途 | シンプルな2D製図 |
| 動作の軽さ | 非常に軽量 |
| 言語 | 日本語対応 |
ダウンロード・インストール手順
Windows
- 公式サイト(qcad.org)にアクセスし「Download」を選択
- Community Edition(無料版)のWindows用インストーラーをダウンロード
- インストーラーを実行し、画面の指示に従って進める
Mac
- 公式サイトからmacOS用のdmgファイルをダウンロード
- dmgを開いてアプリケーションフォルダへドラッグ
- 初回起動時は右クリック→「開く」でGatekeeperの警告を回避
日本語化
- メニューの「Edit」→「Application Preferences」を開く
- 「Language」から「日本語」を選択
- QCADを再起動すると日本語表示になる
画面の見方と基本操作
| ズームイン・アウト | マウスホイール |
| 画面パン(移動) | 中ボタンドラッグ |
| コマンド選択 | 左側のツールバーから選択 |
| 元に戻す | Ctrl+Z |
基本図形の描き方
- 左ツールバーから「線分」を選択し、始点・終点をクリック
- 「円」ツールで中心点と半径を指定して作図
- 「矩形」ツールで対角の2点をクリックして作図
- 作図後は「寸法」ツールで寸法線を追加
無料版(Community Edition)と有料版(Professional)の違い
| Community Edition | Professional | |
|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 有料(買い切り) |
| DWG読み込み | 変換ツールが必要 | 直接対応 |
| 印刷・PDF出力 | 対応 | 対応(高度な設定も可能) |
| 拡張機能・スクリプト | 一部制限あり | フル対応 |
よくあるトラブルと解決策
① DWGファイルが開けない
Community EditionはDWGに正式対応していないため、DWG TrueViewなどで一度DXFに変換してから開いてください。
DWG TrueViewの使い方はDWG TrueViewの使い方|ダウンロード・DXF変換・印刷まで完全解説で解説しています。
② 日本語入力ができない
OSの日本語入力設定に加え、QCAD側のフォント設定で日本語対応フォントを選択すると改善します。
QCADとLibreCADの比較
| QCAD | LibreCAD | |
|---|---|---|
| 動作の軽さ | 非常に軽い | 軽い |
| DWG対応 | 変換ツールが必要 | 読み込みのみ対応 |
| 機能の豊富さ | シンプル(有料版で拡張) | 標準的な2D CAD機能 |
🎓 CADスキルをオンラインで習得しませんか?
「独学では限界を感じている」「実務レベルのCAD操作を身につけたい」という方に。e-GrooveはCAD専門のオンラインスクールです。
e-Grooveの詳細を見る →まとめ
- QCADはシンプルで軽量な無料の2D CADソフト
- Community Editionは無料だが、DWG対応や拡張機能に制限がある
- 動作の軽さを最優先したい方に向いている
- DWGファイルを扱う場合はDWG TrueViewでの変換が必要
あわせて読みたい
他の無料CADソフトと比較したい方は無料CADソフトおすすめ比較|LibreCAD・FreeCAD・DraftSight・QCADを徹底比較【2026年版】をご覧ください。
標準的な2D CADを試したい方はLibreCADの使い方|インストールから基本操作・図面作成まで完全解説もあわせてどうぞ。


コメント